1948-06-21 第2回国会 衆議院 予算委員会 第36号
從つてまずこの歳入歳出を來月から施策の上に実行していきたいと考えておりますので、水害税を起す問題につきましては、なおこれと別個に十分考慮をいたすことに取計いたいと考えます。
從つてまずこの歳入歳出を來月から施策の上に実行していきたいと考えておりますので、水害税を起す問題につきましては、なおこれと別個に十分考慮をいたすことに取計いたいと考えます。
私はあまり税制のことは詳しくありませんので、正確な回答はいたしかねると思いますが、水害税というのはどういうふうに税をかけられるのであるか。あるいは所得税の附加税のようなものでもかけられるのでありますか、その辺のことをもう少し承らないと、私には的確な回答ができかねるのであります。なお必要であれば政府委員からお答えをいたさせます。
○鈴木(強)委員 われわれの言う水害税と申しまするのは、全國民の負担において水害を治めていきたい。われわれは取引をするから取引高税、事業をするから事業税、こういうようなことであつては、國民はなるべく自分の税金を納めたくないと考えまするが、ここに日本の國土が傷だらけになつたのを直すために、水害税をかける。その人の所得に應ずるようなものを一挙にとつてこれを納める。